馬、羊のスチールロケ記 -シリンホト(錫林浩特)編-3

連綿と続く砂漠化した大地を見ていると、憂鬱な気分がいっそう強くなってきて、馬や羊の写真のことなど頭からなくなってしまうようでした。
何時間走ったかわからないまま、夕方近くに観光化されたモンゴルパオのある台地に連れて行かれました。 そこは草は茂っているのですが、台地なので草原の広がりを感じません。 だいいち馬が数頭いるだけではこちらが撮りたい画にならないので、何故ここに車を停めたのか?ただの休憩ですか?とドライバーに詰め寄ると、「今日はもう遅いからここに泊まりましょう。ほら、草丈がフホホトとは違うでしょう。」としたり顔です。「草丈も必要だけど馬と羊はもっと必要なの!」と怒って言うと、「まーまー、そういきり立たないで。明日シリンホトへ行きますからね。 あ、あなたとカメラマンさんのパオはこちらの2つです。」と言い捨て、自分は彼女と仲良く別のパオに消えてしまいました。
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