北京見聞
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会社が去年暮れに北京にオフィスを出し、その責任者として派遣されてから早半年。
留学した頃住んでいたのは北京の西側で大学などが集中している地区でしたが、今は東側のビジネス中心街に住んでいます。
オープンした事務所は小さいけれど居心地のいいオフィスになりました。
さて、ブログは作ってみたものの、なかなか更新できないまま、ついにはサーバーの更新料を先に取られる始末・・・
ちゃんと更新していくことを決め、気を取りなおしてパソコンに向かってます。
公交汽車→ 中国では路線バスのこと。
家からオフィスまではタクシーで1メーターの距離。日本と違い初乗り10元(約160円)は安いし、便利なのでついついどこに行くのもタクシーの日々でした。
ところが、中国にはタクシーより更に安い地下鉄(一律2元=約32円)と更に安い公交汽車があります。
日本の「スイカ」のようなカードが北京でも普及していて、地下鉄でも公交汽車でも同じカードが使えます。使い方も日本と同じ、「ピッ」とカードを読み取り機に当てるだけ。
打ち合わせの時は時間に遅れる心配のない地下鉄をよく使いますが、残念ながら住んでいる所には地下鉄の駅がないので出勤には使えません。
北京の朝のラッシュはご多分に漏れずたいへんです。マンションから下りてもタクシーはいません。待っていてもなかなか来ないし、来ても他のお客と取り合いになるし、取り合いになったらとてもかなう相手ではないのです。とにかくすさまじい勢いで奪取しなければいけない。前のお客がまだ車内で清算中だろうとドアを開けて座らないと他のお客に奪われてしまいます。これがなかなかできない私は、いつもポツネンと取り残され、生き抜くって大変だなー、と妙に感心したりしてしまうのです。
そうしていつもタクシー待ちに時間を費やすのが朝の日課のようになっていることを友人にこぼしていたら、私より2年早く北京で仕事をしている彼女は、「『公交汽車』に乗ればいいのよ」とあっさり言います。「え?公交汽車ってあの人でギュウギュウごった返したあれでしょう? いやー、あれに乗るのはちょっと・・・」留学時代に窓からもあふれ出そうな人、人、人で混みあった公交汽車を思い出す。
「あら?今の公交汽車は便利よ。それに路線にもよるけど昔ほどは混んでないから。」「・・・」「しかもカードで『ピッ』ってやればなんと0.4元よ!カードを持ってないと1元だけど」「0.4元!?それって4角(1元=10角)、日本円では6円くらい・・・」
ああ、なんと安いのか!タクシーは公交汽車の25倍もするじゃないか!
よし、明日から公交汽車に乗るのだ!と心に決めたのでした。
こうして、私の公交汽車通勤は始まりました。